アカリ「いたいた」
ルビア「うぅ…ぐすん…う…」
ヨル「ルビア、迎えに来たよ。帰ろう?」
ルビア「あ…は、はい。ぐすん…。ズズ…。」
ヨル「泣いてるの…?」
ルビア「あ…す、すみません。ぐすん…すみま…ぜ…うえぇぇ」
ルビア「すびばぜん…うぅぅ、ずびばぜぇん…」
ヨル「も~~~、謝らなくていいから」
ルビア「うっうっ、だってせっかく本選にぃ…行けっヒっ行けたのにぃ…うっ」
ヨル「ちょっと落ち着いてから行こう?」
アカリ「少し座ろうか」
ルビア「すびばぜんんん…うぅ」
ルビア「私、確かに彼に惹かれていたのに…。どうしても色々展開が早くて…。」
ヨル「うん…」
ルビア「もっとゆっくり、じっくり知って行きたくて。時間が必要で…ぐす」
ヨル「うん…」
ルビア「そしたらどんどん噛み合わなくなって。うぅ」
ヨル「うん…」
アカリ「…………。」
アカリ「ルビア。みんな同じ条件、みんな同じ時間で交流してるの。時間を言い訳にするのはやめなさい。普段の恋愛ならいくらでも時間かけたらいいけど、これはバチェラーチャレンジだよ?」
ルビア「すみ…ません…。ちゃんと交流して愛情を示している方も、しっかり愛情を受け取っている方もいらっしゃいました。それを横目に時間がほしいなんて…。確かにこれじゃぁ残れるはずもありませんね。」
ヨル「アカリはね、こう見えて毎日毎日『あの子大丈夫かな~』って心配してたのよ。」
ルビア「えっ、そうなんですか?」
アカリ「ヨル!!やめてよっ!!」
ヨル「本当の事なんだから仕方ないでしょー」
ルビア「あ、じゃぁ私が色々拒否してしまった時とかはだいぶお怒りだったのでは…?」
ヨル「あぁ、それはどちらかと言うと『やっぱり出ちゃったかー』って感じだったかな。」
アカリ「ルビアのお家芸だもんね。」
ルビア「あ、あれ…?じゃぁ私ってあまり期待されてなかった感じですか?」
アカリ「完全に賑やかし枠のつもりだったよ。予選通った時はどうしようかと焦ったわ。」
ルビア「えぇ~~!?そんな…」
アカリ「でもさ、本選に行ったからには言い訳してほしくなかったの。一緒に戦った予選の方達にも失礼だよ?」
ルビア「確かに…そうですよね。」
アカリ「外の世界に行って、出会えて良かったね。」
ルビア「それはもう!もちろん彼にも…それから一緒に参加した方達も…。」
ヨル「大事な宝物ね。」
ルビア「はい!宝物です!」
ヨル「少し落ち着いた?そろそろ行く?」
ルビア「えっ待って下さい!私『恋に破れし者ハウス』に入れられちゃうんですか!?」
アカリ「まさか笑、大丈夫別の家だよ。」
ルビア「あ゛~~~よかったあぁぁ」
恋に破れし者ハウス↓
アカリ「うちのワールド制作者は一緒だけど独身いっぱい居るよ?」
ルビア「もうしばらく恋愛は遠慮します~」
ヨル「どうせMODで恋愛できないけどね…。」
あなたに頂いたファーストインプレッションローズ。
あの時の、あの瞬間だけはあなたと私だけの思い出。宝物です。
この宝物のお陰で私は前を向いて行けます。必ず幸せになります。
ですからあなたもどうか…雷鳴のような真実の愛を見つけて下さい。
出会ってくれてありがとう…。
(ポーズ色々お借りしました)